〜 晴れ着、ここ一番 〜

2000年3月31日〜6月16日 毎週金曜日放送 全12回


晴れ着、ここ一番 DVD-BOX

 出演者
 今野あづき(瀬戸朝香)   松浦健吾(及川光博))
 津村忠考(高橋秀樹)    松浦純子(涼風真世)
 松浦しの ( 京まち子)     今野ふみ子(赤木春恵)
 藍原大和(赤西仁)      津村うらら(上原さくら)


第1話【予期せぬ同居?】

大手アパレルメーカーに勤めるデザイナーの今野あづき。
同僚のデザインが上司にに盗まれた事に腹を立て、同僚で恋人の沢口が止めるのも聞かずに会社を辞めてしまう。
なかなか元気な女の子です(笑)
独立を目指して一軒屋を借りるも資金が足りず、ルームシェアをすることに。。。
引越し当日、部屋には下着姿の津村が(笑)
高橋秀樹さん体を張ってらっしゃる。
津村は栄転とは名ばかり、子会社に左遷された冴えないサラリーマン。
もう一人は女かと思いきや、老舗の呉服店の息子で30才にして、ゲーム業界に就職を目指すも299連敗中のオタク松浦。
見ず知らずの男性二人との同居は出来ないと、二人に出て行ってくれと言い残して、沢口に会いに出かけてしまう。
しかし沢口の「好きな人が出来た」の一言で破局
しかも相手は元同僚で友人の美幸。
強がって「なんだ、そう言ってくれれば、私撤収するからね」と言うものの、「あんまりじゃん、私だって強くなんかないのに。。。」と涙。。。
55歳になって妻と離婚、会社も左遷、若い感性に負けたまま人生終わりたくないという津村。
純子は恋人か?

今まで一度も認められたことはないが、父親と子供の頃に見た空とあの一軒屋からみた空と同じで、あそこでなら頑張れる気がしたという松浦。
家に戻ったあづきは、「今夜はどうぞ泊まって言ってください。ごめんなさいキツク言って」と津村と松浦をよびもどします。
こうして、それぞれ、様々な事情を抱えた3人の同居生活が始まる?
大家さんが残していったワンちゃん。
このワンちゃんがキーポイント?


第2話【三つの夢】

健吾は祖母が老舗呉服問屋「松壱」の社長だが、跡取りを嫌いプログラマーになるために家出中。
津村は元大三物産繊維部長、今はリストラで子会社に出向中。
あづきは独立するために会社を辞め、恋人とも破局。


朝、庭から聞こえてくるダンス音楽で目覚めるあづき。
きゃああああああ
踊ってますよ〜
16才の仁くん。
えっと。。。。。このダンスはこれでお上手なんですか?
よく判らない種類のダンスなんですが・・・・(^^;
片手バク転〜
起されて機嫌の悪いあづきに「何してんの?」と聞かれ
「ダンス」と一言。
そりゃ見れば判るって
「名前は?どこの子?なんでここにいんの?」
「藍原大和!ダンサー志望、毎朝、三四郎にエサやりに来てるから宜しく!」
か、可愛いんですけどぉ。
声が高い!
「大家に頼まれてるから来るvv」の笑顔にきゅーーーーーん。
ワンちゃんのお世話係りなのね。

自作の洋服を置いてもらうショップを見つけるために、原宿を歩き回る。
最後に行った店で「自分の服作りのどんなところにこだわっていくのか」と聞かれ。。。
熱気とか凄みがその服からも言葉からも感じられない、「及第点の服を作って、及第点の説明してたんじゃわざわざ会社辞める必要なかったんじゃない?」と言われる。

うきゃあああああ
またしても大和くん登場です。
今日は白シャツにネクタイ!
これって高校の制服?の設定?
似合います!
つーか、白シャツ・ネクタイ好き!
そこへ忘れ物を届けにきたお母さんは昨日厳しいことを言われたお店「ブルー」の経営者さん。

オリジナルテープを使った新作を次の日までに10着用意すれば置いてくれるというお店が見つかる。
徹夜で作業するあづきを手伝う津村と健吾。
力を合わせてまでに10着間に合わせます。
急いでお店に持って行ったものの、事情で置いてもらえないことになってしまう。
いろいろ悩んで辞表を書いた津村。。。。
まだまだ3人の先は前途多難?

予告に納豆を食べる仁ちゃんが映ってましたねぇ〜



第3話【きまぐれな神様】

3人で徹夜して作った10着を届けると、担当者が変わっていて、洋服を置いてもらえなくなってしまった。
あまりのショックに部屋でうなだれるあづき。。。
そこへ・・・
「こんにちわ〜」
勢い良く大和君登場です。
オレンジのジャンバーがお似合いですよ。
「何か固まってっけど・・・どうしたの?」「ねえ、兄貴!何かあったの?」
テーブルに置かれた洋服をみて「へぇ〜、こういう服作ってんだ」と洋服を手にとった途端、あづきちゃんに手をパチンと一発!
「ビックリした〜」と驚いた横顔が可愛い!

健吾の入れてくれたコーヒーを飲んで「うんめぇ、このコーヒー、お袋が入れるのと全然違う!」
・・・って、セリフがチョッピリ棒読みです^^;(小声)
「さっすが兄貴、ますます尊敬しちゃうね、ねぇこの服・・・」と言ってまた洋服に手を。。。。
はい!やっぱり手をパチン!
せっかく作った洋服を置いてくれる店がないことを嘆くあづきに「フリースペースとかに置けばドカンとくるかも。。。。」
「ドカン」と言う言葉に反応したあづきに詰め寄られ、フリースペースのある裏原宿へと案内することに。
歩いている大和君可愛いです。
いろいろ説明しながら案内するも、「でも、私の服はここに置く服じゃない」の一言で却下。
小首をかしげてあづきを追いかけて行く大和くんです。

一方、松壱では、しのの姪の純子に松壱の社長になるように依頼していた。
もし断れば松壱とたたむとまで言い出すしまつ。

あづきブランドのショーを開催することを決意したと、自分の構想を津村と健吾に熱く語るあづきだが、現実問題として費用がかかり過ぎるという壁が立ちはだかる。

松壱を辞めて、津村と結婚したい純子は、社長を引き受けたくない。
健吾に社長になるように頼むため3人の住む家にやってくる。
そこで、純子は健吾の同居人が津村とあづきであることを初めて知る。

翌朝、大和が「おおー、いい匂いっすね」とやってくる。
今日は高校の制服姿。
白シャツが全部外に出てるのですが、これってOKなんでしょうか。
ズボンの中にINしなくてもいいの?

「君も一緒にどう?」と津村に誘われ、一緒に朝食をとることに。
納豆をマゼマゼ〜♪
そこへ不動産屋さんも「おおー、いい匂いですね」とやってきて、またまた一緒に朝食をとることに。
4人で食卓を囲む姿をみてあづきは、不動産屋さんに「この人たちの引越し先はきまったのですか?」と。
女性の同居人が見つからないので、家賃は全額あづきが負担しなけらばならないと言われてしまう。
あづきの怒りは大和にも。。。
「だいたい何であんたがウチで朝ご飯食べてんのよー」
そう言われ、「忘れてた・・・」と原宿グループショーのチラシをあづきに手渡す。

津村は知り合いのバイヤーをショーを宣伝。
健吾もインターネットにホームページを作ってPR。
そこへ、健吾の祖母、しのが健吾を連れ戻しにやってくる。
洋服を見に来ていたバイヤーを追い返してしまうしのと対立するあづきだが、純子がやってきてしのを連れ戻してくれる。

そこへグループショーが取りやめになってしまったと連絡が入る。
仕事や家族のことで行き詰っていた津村だが、あづきを支えること、ビジネスとしてショーを成功させたいという意志から、津村の資金60万円で個人的にショーを開催しようと提案する。


第4話【原宿でビュー】

一人で自分のショーを開催することを決意したあづき。
資金援助を申し出た津村の条件は利益の40%を取り分とすること。

松壱では純子のミスから、注文の品の作り直しをすることに・・・
何とか期日に間に合わせることが出来た。

夕食を作る津村の元へ大和が・・・
テーブルの上にあるショーのコンセプト表をみて「ダッサ!」
「プチアドベンチャーだからって、音楽インディージョーンズのテーマ?」
「どっぴゃあ〜」
どっぴゃあ〜って、今どきこんな擬音出す人いますかねぇ(^^;
音でこの言葉を聞いたの、初めてかも。。。
まあ、仁くんですので可愛いんですが・・・(出た!甘々)

あづき、健吾、津村の前でショーの音楽やモデルについてのアイディアを嬉々として力説する大和。
しかし、あづきに「私の服のショーなんですから、私の服のイメージに合わせてもらうのがスジなんじゃないですかねぇ」と一喝。
か、かわいい〜
凄く可愛いんです。
「あっ・・・怒られちゃった・・・・」というような情けない顔をするところが、じゅるじゅるですわよん。

健吾が作ったショーのチラシを一生懸命配る津村ですが、
あづきの服作りは一向に進まない
上手く、服作りが出来ないあづきは、イライラして津村や健吾にあたってしまう。
判らなくないですよねぇ、やっぱり行き詰っているときはそっとしておいて欲しいしl、どうしてもイライラしちゃいますもの。

そこへ、あづきの祖母、ふみ子が上京してくる。
ふみ子はあづきが一番最初に作った服をもってきてくれた。
その服を見て、服作りの初心を思い出したあづき。
意欲を見出したあづきは服作りに精を出す。

いよいよショーが開幕・・・・
大和もモデルをする友人達と打ち合わせ
津村に「どう?調子は?」と聞かれ
イエーイと手をフリフリ〜
メチャクチャ固い動きです^^;

ところが客は一人も来ない
それでもあづきは会社を辞めて孤独だと思っていたが、本当は皆に支えられていた、今回のショーは感謝の気持を込めて皆さんへのプレゼントとして行いたいと。
こうしてショーは感動のまま行われた。
大和くんも音楽に合わせてダンス♪
ユルユルじゃなく、一生懸命踊っている姿も可愛いです〜



第5話【桜散る夜】

結局、客は一人も来ないままショーは終了かと思われたが、そこへ津村の知り合いの栗山が現れ、あづきの洋服を大量注文する。
前回の終わりで、一生懸命ダンスを踊っていた大和な仁くんの髪は、今風?にフワフワっとセットされていましたし、栗山とあづきが挨拶するシーンでも、2人の間に大和が写っていて、やっぱり髪型はフワフワなのですが、次に洋服を品定めしているシーンでは、元のサラサラに戻っちゃってます。
あれれれ?(笑)

家にもどりみんなでショーの終了と、洋服の注文を喜びながら食事をするあづき達です。
「うめぇ、このから揚げ、お袋のより美味い!」とから揚げをモグモグ
食べ盛りの男の子って感じです。
そんなこと言っちゃうから、今度はおかあさんから「やあねぇ、もう〜」と頭をペチン!
本当に頭をたたく「ぺチン」という音が聞こえます。
あづきからも、お母さんからも愛のムチを受けまくりの大和君。。。。

月末までに180着を仕上げなければならないが、縫製工場に出すほどでもないため思案していると、咲子が縫製屋を紹介してくれると言う。
「お袋ねぇ、裏原宿じゃ、ちょっとした顔なんだ!」といいながら、三四郎の頭をナデナデする大和。。。
犬は飼っているくらいですから、好きなんですよね勿論。
でも、大型犬ってどうなんでしょう。
三四郎役のワンちゃんは大人しくって可愛いですねぇ。
個人的には犬よりも猫はなのですが、犬でいえば大型犬は割りと好きな方なんです。
昔シェパード飼ってたこともありましたので。。。
大型犬とたわむれる仁ちゃん・・・いいかも〜♪

あづきや津村と仕事の話で盛り上がる咲子ですが、純子はなんだか寂しそう。
津村さ〜ん、気付いてあげなきゃ!
そして、うららはくらげを飼っている不思議キャラの健吾に興味を覚える。
おや、おや?こっちもそういう展開?

一緒に住んで、津村のそばにいたら、咲子には負けないのに・・・と弱音を吐く純子
「そんな風にせまったら誰でも逃げ出すと思うけど・・・」「地球生命の危機とか・・・」
何気にズバッと言う健吾です。
「健吾ちゃんだけでも上手くいくといいよね〜、あづきさんの事好きなんでしょう!」
純子にはお見通しだったらしい(笑)

純子に松壱の社長を任せたいしのは、純子の幸せを考えて津村の事をいろいろと調べる。
津村の事を聞かれ純子は「これが最後のチャンスだと思う!仕事は面白いが私生活のないまま残りの人生を過ごすかと思うと寂しい」と、しのに打ち明ける。

ここでまたまた大和登場
「兄貴!」
パタパタと健吾のそばに走ってきて、しゃがみ込むのですが、膝をきちんとくっつけて、可愛いったらありゃしません。
「ペットシッターやる気ない?」
「知り合いが犬飼ってて、留守のあいだエサと散歩頼みたいって」
クリクリお目目で健吾を見つめてますねぇ。
今日はブルーのパーカー姿・・・可愛いですよん。
結局健吾はいままで37人に噛み付いたという、凶暴な犬のペットシッターを引き受けることに。
健吾と大和はその犬の家に向かいます。
凄い大きな家!
玄関に行くまでに階段がありますよ〜
階段を登る大和がまた可愛いんです。
ちょっとヘッピリ腰なんですもの。。。
庭を覗き込んで「兄貴ちょっと・・・ヤバイよ・・・」と怖そうな顔の演技。
庭にはドーベルマン!!!
それでも健吾はドーベルマンに近づいて行きます。
「兄貴ー!!」
怖くて顔に両手を。。。。。
きゃああああああ、可愛いけど、こんな事する人あんまり見たことな〜い。
何かの振り付けの様な動きです。(;^^A
しかし健吾はあっさりドーベルマンと仲良しに。。。

純子を心配したしのは津村を訪ね、「純子はあなたと結婚して子供を生みたいと言っています」と伝え、津村の気持を問いただす。
津村は今は純子との結婚は考えらえないと答える。
それを聞いたしのは純子の気持も考えず、お見合いを勧める。
一方、健吾は水族館のチケットを購入し、あづきを誘うが、鈍感なあづきはやってきたうららと2人で行くよう進めてしまう。

あづきに服を注文した栗山の会社が倒産してしまい、せっかく着くった洋服もバッタ屋に渡ってしまい、324万の借金が出来てしまう。
そこへ純子がやってくる、津村は「きっと合わないよ・・・私達」と返事してしまう。
津村は年齢的なもの、現在の状況を考えると、どうしても純子との結婚を進めることがでないと悩む。

落ち込む津村に、あづきは「ツキを逃がすでしょう!」と、「人生はプチアドベンチャーの連続だぁ〜」
ツキと運を呼ぶ部屋を作るために、模様替えを提案。
津村、健吾、あづきは部屋の模様替えを始める・・・・・



第6話【4人目の同居人】

模様替えをして、心機一転頑張ろうと決めた日の朝・、しのがやってくる。
「今日から1週間、あなた(健吾)のお部屋に居候します」と。。。
健吾が今何をしているのか、将来何をしたくてここにいるのかを見極めたい、それに納得できたら健吾の人生には口出ししないと。
松壱では着物の展示会の業績が不振のままにおわり、今後の経営方針について役員たちと検討していた。
同居を始めたしのは健吾に付いて、パソコンの説明を受けたり、ペットシッターの仕事に付き合ったりする。

健吾はしのにどうして父親が家を出たかを尋ねるが、「この25年あなたに会いにも来なかった人に、どんな言い訳ができるというの」「そんな父親のことは忘れてしまいなさい」
今どこにいるのかも知らないと答える。

一方、津村は本社から呼び出され、あづきのショーを会社に無断でバックアップしたことを理由に、暗に辞表を出すよう言われてしまう。

会社に辞表を出した津村は、したたか酔って咲子と大和に抱えられ帰宅する。
「私なんかどうでもいいんですから」と弱音を吐く津村。
「何言ってるんですか、悲しい時は泣けばいいんです、嬉しいときは笑えばいいんです。自分を卑下したら人間なんておしまいです」と咲子。
大和は津村を一生懸命に支えていますよ。
それを聞いていたしのが、2人はお似合いだから一緒になりなさいと言う。
それを見ている時の大和な仁くん、お目めパッチリです。
可愛い〜
しのの迫力に圧倒されてる感じ?(笑)
大物俳優さんと大女優さんに挟まれてるんですものねぇ。
そりゃあ、オドオドしちゃいますよねぇ。

あづきは友禅職人の森の仕事場を訪れ、着物のデザインを書いて見る様に言われ、着物作りの面白さを知る。
森は健吾の父の画風に似た作家がいると、そのパンフレットをあづきに渡す。

1週間後、しのは健吾が何をしているのかさっぱりわからないと、松壱に連れ戻そうとするが、健吾は部屋に立てこもり「やりたいことがあると」拒絶する。

あづきは森からもらった、父親らしき画家のパンフレットを健吾に渡す。
クラゲのゲームを完成させて、健吾はパンフレットを手に姿を消す。



第7話 【父の背中】

健吾が姿を消したため、松壱に戻ったしのだが、2000年度の高級浴衣のデザインはどれもパッとしないものばかり。
経営不振に陥っている松壱のためには何としても浴衣をヒットさせたいと思案していた。

健吾は父親らしい人物の家の前まで行くが、家族の姿を見て、中に入る勇気を持てずに引き返してしまう。
そのことをあづきに「男らしくない」と言われ、翌日勇気を出して尋ねる。
父と再会した健吾は「どうして家をでたのか」を聞く。
一人娘だった健吾の母と結婚して、日本画家になるための夢を諦め、松壱の婿となったが、「自分が情けない」と随分と悩んだ。
しかも体の弱かった健吾の母を死なせてしまったのは、自分が苦労をかけたせいだと自分を責めていた父に、しのが「本気で画家になりたいのなら、家を出て行け」と、当座の資金を持たせてそう言ってくれたと。
ただし「成功するまでは、子供に会いにくるな。成功するまでやれ」と・・・
その事があったから今まで頑張ってこれた、健吾の事は一日たりとも忘れたことは無かったなど、父の再婚相手から話を聞き、健吾は父親が自分を捨てて出て行ったのでは無いことを知る。

津村には咲子からバッタ屋での買い付けの仕事が舞い込む。
津村を心配した咲子は「大和がいつもご馳走になっているお礼です」とちらし寿司を持って、津村の元を尋ねる。
2人が会話中にも関わらず、しゃもじでちらし寿司をお皿にガシガシよそう、大和仁ちゃん。
しゃもじの持ち方変じゃないですか?(笑)
なんだか鉛筆を握っているような感じで、しゃもじを持ってます。
「お袋これだけは得意なんだ、食べて!」と津村に、お皿を差し出し自分もガバガバお寿司を食べます。
また豪快な食べっぷりで・・・(^^;
津村はバッタ屋の仕事をやってみようと決意する。

父と話すことが出来て誤解が解けた健吾があづきの元へやってくる。
少し男らしくなった健吾を見て、あづきの心に少し変化が・・・?
健吾はしのの元を尋ね、父に会って事情を聞いたことを告げ、「ゲームソフトは完成させました。僕の人生に二度と口出ししないという約束守ってもらいます」と宣言する。


あづきの作った友禅の浴衣絵柄を気に入った森は、あづきの作品であることをしのにナイショにしたまま見せる。
しのは、斬新なデザインを気に入り、高級浴衣として売り出したいと考えるが、デザインをしたのがあづきと知りぶぜんとする。
30万の高級浴衣は無理だが、5万の価格設定で案を練りこむということで決定する。

買い付けの仕事を終えた津村、父と再会し、しのに自分の人生を宣言できた健吾、友禅浴衣のデザインが認められたあづきで祝杯をあげる。
健吾の次の目標は「親子のクラゲゲーム」を作ること。
どん底の中から冒険心がふつふつと湧いてきた津村。
そこへ健吾が開発したクラゲのゲームソフト売れたと電話連絡が入る。
喜ぶ3人・・・・


第8話【恋の予感】

浴衣友禅のデザインを商品にするため、本格的に案を練り始めるあづき。
クラゲのゲームソフトに興味を持ったゲーム会社に契約に出かける健吾。
そこで、「ウチで働いてみないか」と誘われる。
津村は津村で、買い付けた商品の売れ行きが良いため上機嫌だ。
100年後もワクワクする浴衣をめざして、デザインしたあづきの浴衣が発売される。
斬新なデザインのため、最初は不安だったが浴衣は大ヒットする。

あづきと松壱のデザイン料契約に津村が代理人としてやってくる。
初心に戻って仕事に張りがでてきた津村は「やりなおしたい」と純子に告げるが、純子は「松壱の社長として90人の社員のことをまず考えなければならない」と断ってしいます。

落ち込む津村の元へ咲子がやってきて、店を拡張するのでパートナーとして共同経営者になってもらいたいと。
しかし津村は「まだバッタ屋のままでいいんです」と断ってしまう。
やたらと明るくふるまう咲子に大和は「お袋、振られた?」
「あのさ、そのウチまたいい人できるって、お袋まだまだ行けるよ」
「マジ、マジ」
そんな事言っちゃうもんだから、「当たりまえでしょう!」とまたしても咲子ママに頭をぺチンと叩かれてしまう大和仁ちゃんなのです。
あづきちゃんやママから、よく小突かれる役ですよねぇ〜
「ったくよぉ〜」と言うところでは、心なしか目をウルウル・・・
いやーん、可愛い〜

純子からこれからも着物のデザインをやってみないかといわれるあづきだが、ファッションデザイナーの夢をなかなか諦められないでいた。
悩む気持を健吾に相談する。
「人生は冒険です、7つの海を超えていくんです。大丈夫つまづいても、あづきさんには僕がついています」
と・・・
いつの間にか逞しくなった健吾を、何となく意識し始めるあづき。

そんな時、津村からバッタ屋に流れたあづきの作品が、下北沢で飛ぶように売れているという話を聞く。。。。


第9話 【老舗の意地】

デザインした浴衣たヒットしたことで、自信をもったあづきは、「もう一度、ファッションショーをやってはどうか」と考える。
丁度、津村も同じことを考えていた。
松壱では、高額の注文が舞い込んで、張り切る純子だが、草履の鼻緒が切れたことに不安を抱く。
せっかくなのに、何だかこういう事があると、不吉な予感がしますよね。

一方でフランスのシフォン・ジャポンからは共同経営の話が・・・
共同経営とは名ばかりの、吸収合併に純子は首を縦には振らない。
そんなとき、しのが過労のために倒れてします。

咲子から共同経営する店に置く商品の、コンペの話が舞い込み、その話を受けることにしたあづき。
健吾はしのが倒れたために、松壱に泊まることに。
会社を休んで看病するという健吾に「やりかけた事があるのに、止めたらおしまいよ」とハッパをかける。
継続は力なり・・・
チラッとそんな事を考えてしまいました。
納得出来るまで、やってみてダメなら仕方ないですけれどもね。
後悔するような事はしないようにしたいものです。

高級振袖を孫のために注文した中島様の家族がやってきて、孫は数年前に事故死しているが、痴呆が進行しているために、そのことを認めることが出来ない。
事業が上手く行っておらず、1千万もする振袖は無理だが、母親のために50万で作ってくれないかと頼まれる。
純子は反対するが、しのはかつての上得意だった方のために、利益を度外視した値段で振袖を仕立ててやりたいと考える。
中島様に会いに行った、あづきは孫を想う気持を察し、振袖のデザインを引き受けることにする。
「損して得とれ!」
しのさんのこの言葉、人間的な度量の大きさを感じますね。
こいういうことって、勇気がなくてなかなか出来ないですもの。

コンペと振袖のデザインを同時進行させなければならないあづきのために3人は焼肉で精をつける。
だが・・・三四郎は何だか元気がない。。。
大好きな焼肉を食べたあと、健吾の膝の上で三四郎は静かに息を引き取る。
翌朝、大家さんから三四郎は火葬後に庭にある桜の木の下に埋めてほしいと頼まれ、大和が費用をもってくる。
唇を噛み締めて、悲しみを堪える、大和仁ちゃんです。
こんな時でも可愛い〜

そんな中、新聞に松壱が経営難に陥っているという記事が出て、注文のキャンセルが相次ぐ。
あづきは着物のデザインを優先させるため、コンペを断ってしまう。

三四郎の遺灰を埋めた桜が季節はずれの花を咲かせる。
その花を見てあづきはデザインを、健吾はゲームのストーリーを、それぞれが悩みを解決する案が浮かんでくる。
それは三四郎が起した奇跡・・・


第10話 「最後の賭け」

銀行から新支店長が挨拶にやってくる。
シフォン・ジャパンと業務提携に合意をしない場合は、今までの借り入れ金を滞納分を含めて期日までに支払うようにと。
純子は期日までに返済すると断言する。
えっと・・・
銀行までシフォン・ジャパンの手が回っているなんて事はあるのでしょうか。

起死回生を狙って、1ヶ月後にあづきのデザインで振袖の発表会を行いたいので、引き受けてほしいと純子がやってくる。
シフォン・ジャパンの真意がつかめない純子は、菊島に直接会い交渉するが、そこで業務提携ではなく、実質的な買収であることを知る。
あづきは危機に陥った松壱のために、振袖のデザインに没頭していると、着物の要素を持った洋服と、洋服の要素を持った振袖の両方のアイディアが浮かんできて、両方の要素を持ったデザイン完成した。
そんな中、あづきは健吾への自分の気持に気づく。

一方津村はシフォン・ジャパンの代表が津村の前の同僚の菊島であることを知り、松壱を心配し会いに行くが、運悪く、その場を純子に見られてしまう。
津村さんモテモテなんですねぇ。
シフォン・ジャパンの本当の狙いは銀座の土地の再開発に伴って、松壱の土地と顧客が狙いであること。
実質的に経営陣は入れ替えられることになるであろうことを津村は知り、何とか純子の力になれないかと、あづきのデザインした和服と洋服のファッションショーを開いてはどうかと提案する。
菊島との仲を誤解する純子に津村は「松壱が落ち着いたらプロポーズする」言う。

和服と洋服のコラボファッションショーが松壱で開催された。
斬新な企画にプレスの反応はまあまあだったが、シフォン・ジャポンはマスコミに手を回して、記事を握りつぶしてしまう。
買収とかって、とことん潰しにかかるものなんでしょうか。
何だか凄い社会勉強している気分になります。

健吾の開発したクラゲのゲーム完成し、好調に売れたため、海外での発売が決まる。
そのため健吾はニューヨークへ長期出張を命じられる。
また菊島はあづきを尋ね、デザイナーとしてシフォン・ジャパンに来ないかと誘う。
健吾はあづきのショーを見た沢口が、「やっと気づいた、好きだ」と告白する場面を目撃してしまう。
純子さんと言い、健吾といい、どうしてこうも間の悪いところに出くわすんでしょうね。

今回は大和君の出番はなし。。。。


第11話 【運命のプロポーズ】

シフォン・ジャポンからの誘いに悩むあづきに、津村はビッグチャンスだと助言する。
健吾はあづきにニューヨークに一緒に行って欲しいと言うべきかどうか、迷って津村に相談する。
それぞれが転機を迎えている時ですね。

答えが見つからないあづきは、いろいろと考えるために田舎へ帰ってしまう。
悩むあづきに母は「たとえ負けても後悔しない戦いをすること」、「何事にも勝てばいいってもんじゃない」とアドバイスする。
こういう事って、頭では理解できますが、実際やるとなるとかなり勇気がいります。
どうしても勝戦を探してしまいがちですもの。

銀行に見放されてしまった松壱は、シフォン・ジャポンとの業務提携を受け入れなければならないところまできていた。
迷う純子に津村は自主廃業して、土地とビルを売却して借金の清算をするげきだ、そうすれば全社員への保障も出来るし、松壱の魂も売らずに済むと。
暖簾を守るために、一から始めてはどうかと・・・
初心に戻るという事ですね。
中心にいる時はわからなくても、一歩引いてみてみると、どうすればいいのか答えが見つかることもあるんですよね。

そんな中、うららが書いたあづきのショーの記事によって、あづきブランドへ注文が殺到する。
シフォン・ジャポンとの契約を迷っていたあづきだったが、断って今まで通りインディーズ魂でいろいろなものを吸収して、いつか、共同生活している一軒家に自分の城を築くと夢を語る。
沢口にも「好きな人がいる」とハッキリ断る。
この人はこうと決めたら、突き進む人ですね。
見ていてある意味潔いです。

一方、純子はシフォン・ジャポンに自主廃業すると宣言する。
「後悔しないためには、あえて負け戦に出なければならないこともある」としのは言う。

大家さんの了解を受けて、庭にあづきブランドの店舗を建て始める。
やっと健吾はニューヨーク行きのことをあづきに打ち明けるのだが・・・
なかなか待っていてとは言えない。。。。
うーん、もどかしいぞーーー!(笑)
そこが健吾くんなんですが。。。


この回も仁ちゃんの出番はなし・・・・


第12話 【原宿シンデレラ】

僕は今の仕事がしたくてニューヨークに行くんです。あづきさんも今ここに店を作りたいんです、だから・・・頑張って欲しいんです」
そういう想いから健吾はあづきに一緒にニューヨークへ行こうと言えない。
相手を思いやるが故に自分のために、あーしてくれ、こーしてくれとは言えない切ない気持ですねぇ。

そしていよいよ松壱廃業の日・・・
健吾、津村、あづきはしのと純子の元を訪れ、しのの計らいで津村は純子にプロポーズする。
しのさんってば、ちゃーんと判ってて、ズバッと言ってくれちゃったりするんですよね。
さすがだわ!
そこへ、昔、松壱に助けられた実業家から、個人的に松壱へ3億への融資をしたいという申し出が舞い込む。
しのは津村に松壱に代々伝わる家訓を委ね、旅に出てしまう。

健吾は飼っていたクラゲを「僕の代わりに何でも話しかけてください」と、クラゲの世話をあづきにたのむ。
そしてあづきは健吾に洋服をプレゼントする。
健吾はニューヨークに旅立ち、あづきの店はオープンの日を迎える。
そして松壱も再建の第一歩を踏み出す。
しのは健吾の父の元を尋ね、家訓の巻物を津村に託したことを報告する。
それぞれが旅立ちのときです。

2年後。。。。
健吾はクラゲのゲームが好評で第3弾の開発に追われ、未だに帰国できずにいた。
結婚した純子と津村はあづきと1軒家に同居している。
しのはあづきの店の隣に呉服屋をオープンさせていた。
スポンサーをつけて事業を展開しているあづきだが、意見が合わずに不満がつのり、スポンサー契約を解除してしまった。
しかし、1軒家が売られてしまうことになり、今月中に家を出なければならなくなってしまった。
そんな中、健吾が帰国する。
実は1軒家を購入したのは健吾だったのだ。
今度こそプロポーズか・・・・
と、思ったその時、純子に陣痛が・・・
苦しむ純子だが健吾が心配な純子は、健吾の話を聞いてから病院へ向うと・・・
そこへ大和が「三四郎にそっくりな犬がいると聞いた」とやってくるわ、不動産屋さんがやってくるは。。。
2年後の設定ですから、大和な仁くんもチョッピリ前髪をあげて、大人っぽくなってます。
いやぁ〜、可愛い!

大騒ぎの中「僕はあづきさんと暮らすための、この家を買ったんです、結婚してください」と、やっとプロポーズして、一同ホッとしたと思ったら、老朽化していた家が倒壊!
倒壊した家屋からの現場中継で、「すべてはこれからです、この瓦礫の山から新しいものが生れるんです」と答えるあづき。
それぞれ、新しいものに向って。。。。
とっても前向きで、皆さん幸せそうな最終回でした。
カメラ目線で手をふる大和仁くんの可愛いことったらないです。
何度も何度も手をフリフリしてるんですもの。


仁くんの出番は予想よりは多かったように思います。
本当にチラッとしか出ていないのかと思っていましたので。
全12回中10回に出演していますし、一生懸命演技している姿はとても可愛らしかったですね。
まだ16才だった仁くんにとって、ベテランの京マチ子さんや高橋秀樹さん、
まさに旬の方のミッチーさんや瀬戸さんとの共演は、きっと良い経験になったに違いありません。
いいドラマに出演できて良かったね仁ちゃん!




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